規模、バリュー、及びグロースなどのファクターは、何十年にもわたり資産配分を決定する上で一翼を担ってきました。ファクター指数の登場を受け、パッシブ投資家は幅広いエクスポージャーにアクセスすることが可能となりました。現在、投資家は個別に、また様々なETFを組み合わせてファクターにアクセスすることが可能であり、かつてはアクティブ運用を通じてのみ利用可能であった洗練された戦略を利用することができます。


ファクター投資の成長

世界全体の ファクターETFの資産(単位:10億ドル)


ファクター投資の成長


なぜファクターなのか?

  • 独自のリスク・プレミア

    長期にわたり、ファクターは市場が提供するリターンを上回る独自のリターンを提供する可能性があります。

  • 分散効果

    歴史的に見ると、各ファクターは比較的低い相関を示しているため、ファクターはポートフォリオの分散効果を高める上で有益となる可能性があります。

  • リスク管理

    ファクター戦略により、投資家は特定の目標を達成することが可能となります。例えば、分散投資を通じて、または市場特性を明確に区分することにより、長期にわたりリスクを削減することができます。


ファクターの範囲

当社の単一ファクター指数は、個別の非市場リスク・ファクターへのエクスポージャーを測定します。 最新のファクター・ダッシュボード、または全種類のファクター指数をご覧ください。
  • 配当利回り

    配当利回りが平均を上回る銘柄で構成されており、配当の質も考慮します。。

  • エンハンスト・バリュー

    3つの基本的指標(純資産対株価比率、利益対株価比率、及び売上高対株価 )を用いて算出されるバリュー・スコアに基づき、バリュエーションが魅力的な銘柄で構成されます。

  • 低ボラティリティ

    一定の期間において相対的ボラティリティが最も低い銘柄で構成されます。

  • モメンタム

    相対的なリスク調整後パフォーマンスにおいて最も高い持続性を示している銘柄で構成されます。

  • クオリティ

    自己資本利益率、アクルーアル・レシオ、及び財務レバレッジ・レシオに基づいて相対クオリティが最も高い銘柄で構成されます。

  • 規模/均等ウェイト

    時価総額(大型株対小型株)に基づく株式規模を考慮します。均等ウェイトでは、小型株に有利になるように指数をティルトします。


お客様のニーズに合わせたスタイル

S&P スタイル指数

S&P スタイル指数は広範なエクスポージャーを提供し、時価総額により加重されます。このアプローチにより、アクティブ・マネージャーのスキルをベンチマークと比較して評価することが可能となります。特定のスタイルにティルトする伝統的な「バイ・アンド・ホールド」指数連動を求めている投資家に適しています。

S&P ピュア・スタイル 指数

S&P ピュア・スタイル 指数は、グロースやバリューに関して厳密に定義しているため、正確なツールを求めている市場参加者にとっては、より集中したスタイル・エクスポージャーが得られます。標準的なスタイル指数とは異なり、これらの指数はスタイル・スコアに基づいてウェイトが設定されます。また、グロースとバリューの間で証券が重複することはありません。

S&P エンハンスト・バリュー指数

S&P エンハンスト・バリュー指数は、バリュー・スコアが上位の銘柄のパフォーマンスを測定し、それらの銘柄のウェイト付けでは時価総額とバリュースコアを考慮します。


ファクターの有効性

世界中の先進国及び新興国の両市場において、ほとんどのファクターがベンチマークに対して超過リターンを生み出しています。このことは、過去15年間の情報係数を見れば明らかです。オーストラリア中国、及び香港においてファクター戦略がどの程度のパフォーマンスを上げているかをご覧ください。また、世界中の低ボラティリティ指数がどの程度のパフォーマンスを上げているかを確認ください。

ファクターの有効性

出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス及び(または)その関係会社。2020年6月30現在。指数のトータル・リターン・バージョンを使用しています。図表は説明目的のために提示されています。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。これらの図表は仮説に基づく過去のパフォーマンスを反映している場合があります。指数のリターン(仮説に基づくパフォーマンスを含む)に関する詳しい情報については、パフォーマンス開示をご覧ください。


マルチファクター指数:ファクターの組み合わせ

ファクターは単独でも非常に有効ですが、貴社の市場見通しや投資目的に応じてファクターを組み合わせて使用することも可能です。一般的なファクターの組み合わせは以下の通りです:

マルチファクター指数:ファクターの組み合わせ


マルチファクター指数のメリット

歴史的に見ると、5つのコア・ファクターは概して相関が低くなっています。このようなファクターを組み合わせることにより、長期的なパフォーマンスが高まり、より安定した超過リターンを生み出すことが可能となります。また、投資家はファクター間でのシフトのタイミングを判断する必要がないため、マルチファクター・アプローチにより、ファクター・エクスポージャーのタイミングに伴うリスクを軽減することができます。

マルチファクター指数のメリット

出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス及び(または)その関係会社。2020年6月30現在。指数のパフォーマンスは米ドル建てのトータル・リターンに基づいています。図表は説明目的のために提示されています。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。これらの図表は仮説に基づく過去のパフォーマンスを反映している場合があります。指数のリターン(仮説に基づくパフォーマンスを含む)に関する詳しい情報については、パフォーマンス開示をご覧ください。


ファクター・イノベーションの歴史

当社はファクター指数の先駆者的存在であり、1992年に初めのグロース指数及びバリュー指数の算出を開始し、現在も有力なイノベーターであり続けています。

ファクター・イノベーションの歴史

リサーチ及び洞察

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    S&P スタイル指数とS&P ピュア・スタイル指数は、メソドロジーの違いによりリスク/リターン特性が異なります。

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    ダイナミック・ローテーション戦略は、景気サイクルの様々な局面にファクターをタイミング良く適合させるように設計されています。

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  • 低ボラティリティーのアノマリーは普遍的なものであるか?

    金融の世界における最大のアノマリーの1つが、地域全体にわたり持続しているかどうかを検証します。

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