S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスとパンテラ・ キャピタルは、デジタル資産向けの新たな指数算出を開始

ニューヨーク、2026721日:世界有数の指数プロバイダーの1社であるS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスと、デジタル資産に特化した大手投資会社であるパンテラ・キャピタルは、S&P パンテラ・デジタル資産指数の算出を開始しました。この指数は、より規律ある体系的な方法でデジタル資産への配分を行いたい機関投資家向けのベンチマークとして設計されています。

既存の暗号資産指数の多くが価格上昇の勢いや人気の高いトークン(ミームコインまたはビットコインなど)に着目しているのに対し、この新たな指数は伝統的な金融市場のベンチマークと同様に、ルールに基づくアプローチを採用しています。この指数では、実社会で利用され、実際に収益を生み出しているトークンや企業のみを組み入れています。この指数の目標は、ファンダメンタルズが堅固なデジタル資産に焦点を当てることです。すなわち、単に投機的であったり、一時的に話題になったりしたデジタル資産ではなく、実際に利用され、経済的価値を有するデジタル資産を対象としています。

この指数は、単に知名度の高い資産や単一資産の値動きだけを見るのではなく、ブロックチェーン及びデジタル資産分野への投資成果を、より規律ある透明性の高い手法で測定できるよう支援します。またこの指数は、新たな投資商品のベンチマークとして、またデジタル資産をアクティブに選択する運用会社の参照指標として活用できるように設計されています。

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスの最高経営責任者(CEO)であるキャサリン・クレイは、次のように述べています。「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、信頼できるベンチマークを提供することで、投資家が市場のノイズ、一時的な変動に惑わされることなく、的確な投資判断を行えるよう支援しています。S&P パンテラ・デジタル資産指数では、当社の規律あるアプローチをデジタル資産にも適用し、分散ポートフォリオ向けに設計された、ファンダメンタルズと経済的価値に基づく枠組みを採用しています。当社では、パンテラとの協力のもと、アルテミスのデータを活用し、S&P 500のような信頼性の高いベンチマークと同様の基準をデジタル資産にも適用しています。これにより、今日最も変化の速い資産クラスの一つにおいて、投資家がファンダメンタルズを重視した投資判断を行えるよう支援しています。」

この指数の算出開始は、デジタル資産市場が成熟し、新たな段階へと移行しつつあることを示しています。ブロックチェーンの活用事例が増え、より幅広い価値を生み出すようになっており、主要市場では規制の枠組みが明確になりつつあるとともに、機関投資家が市場に参入しやすい環境も整ってきています。一方で、既存の投資商品の多くは、この資産クラスの複雑さを十分に反映しておらず、投機色の強い投資対象と、ブロックチェーン技術に支えられた実質的な経済活動を適切に区別できていません。

パンテラの創設者兼マネージング・パートナーであるダン・モアヘッドは、次のように述べています。「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスとの今回の連携を通じて、パンテラが培ってきたデジタル資産分野に関する専門知識を提供できることを光栄に思います。パンテラは長年にわたり、機関投資家のニーズに応えるため、デジタル資産に特化したリサーチとガバナンス体制の構築に取り組んできました。世界の投資家にとって、暗号資産への投資における最大の課題は今なお、どのように資産配分を行うかということです。我々は現在、デジタル資産市場が重要な転換点を迎えていると考えています。だからこそ、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスと連携し、真に重要なデジタル資産やインフラを見極めるための指数を構築しました。」

S&P パンテラ・デジタル資産指数に関する詳細については、こちらをご覧ください。

S&P パンテラ・デジタル資産指数のメソドロジーについては、こちらをご覧ください。

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