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S&P 米国CLO投資適格指数のご紹介:債券運用の新たな選択肢

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S&P 米国CLO投資適格指数のご紹介:債券運用の新たな選択肢

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Kunal Mehta

Global Head of Fixed Income Product Management

S&P Dow Jones Indices

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Marco Pouw

Director, Fixed Income Product Management

S&P Dow Jones Indices

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Hannah Abrams

Analyst, Fixed Income Product Management

S&P Dow Jones Indices

はじめに:債券ポートフォリオの 新たな構成要素

ローン担保証券(CLO)は、かつては一部の機関投資家が投資する専門性の高い資産クラスでしたが、現在では分散型債券ポートフォリオを構成する主要な投資対象となっています。安定したインカム収入、金利変動への耐性、及び分散投資に対するニーズが高まる中、機関投資家と富裕層の双方で、CLO(特に投資適格トランシェ)が関心を集めています。

S&P 米国CLO投資適格指数の算出開始により、市場参加者は、ルールに基づく透明性の高いベンチマークを通じて投資適格CLO市場のパフォーマンスを評価できるようになりました。また、同指数は、指数連動型運用とアクティブ運用の双方に活用することができます。

CLOとは?

CLOとは、複数のシニア担保付レバレッジド・ローンを裏付け資産とする証券化商品です。これらのローンは通常、変動金利であり、資本構成の中でも弁済順位が高く、担保による強固な裏付けがあります。

CLOでは、AAA格からエクイティまで、信用リスクの異なる複数のトランシェが発行されるため、投資家はそれぞれのリスク許容度に応じたトランシェを選択することができます。裏付けとなるローンが投資適格未満であっても、トランシェごとに信用リスクが異なる仕組みとなっています。ローンプールに損失が生じた場合、最下位のトランシェが最初に損失を被るため、シニア・トランシェの投資家への影響は抑えられます。こうした信用補完の仕組みにより、裏付けとなるローン自体が投資適格未満であっても、シニア・トランシェには投資適格の格付けが付与されます。

S&P 米国CLO投資適格指数は、シンジケート・ローンを裏付け資産とするアービトラージ型CLOのうち、米ドル建て・変動金利型の投資適格トランシェを組入対象としています。

CLO市場の拡大:ニッチ市場から主流市場へ

CLO市場は過去10年間で大きく成長しました。その背景には、レバレッジド・ローン市場の拡大や、変動金利型商品への旺盛な需要、機関投資家によるCLO投資の拡大などがあります。CLO市場は、かつては限られた専門家が参加する市場でしたが、現在では発行件数が増え、運用会社や投資家の裾野も広がり、厚みのある市場へと発展しています。

世界では数千件に上るCLOが発行され、数多くの運用会社がCLO市場に参入しています。CLOを投資対象とするETFの市場も拡大しており、その運用資産総額は世界全体で約500億米ドルに達しています。米国が引き続きCLO市場の中心となっていますが、欧州・中東・アフリカ(EMEA)でも、CLOへの理解と信頼が高まる中で、市場規模が着実に拡大しています。

S&P 米国CLO投資適格指数のご紹介:債券運用の新たな選択肢: Exhibit 1

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