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マーケット分析レポート S&P 500 2023年11月

World by Numbers: S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス株価指数による 2023 年 11 月の世界市場パフォーマンス・サマリー

マーケット分析レポート S&P 500 2023年10月

World by Numbers: S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス株価指数による 2023 年 10 月の世界市場パフォーマンス・サマリー

マーケット分析レポート S&P 500 2023年9月

マーケット分析レポート S&P 500 2023年11月

THE S&P 500 MARKET: 2023 年 11 月

個人的見解: サンタクロースは早く来たが、このまま居続けてくれるだろうか?

11 月は七面鳥料理が 2 度提供されました。1 つは感謝祭の食卓に並べられ、もう 1 つは 11 月中にショートポジションを解消した投資家が例外なく手に入れました (6 月と 7 月の相場を思い起こさせます)。そして再び、保有していたポジションにもよりますが、過去 3 カ月間の下落相場(累積で 8.61%下落)において空売りで手にした利益は 11 月の上昇相場で被った損失で相殺されてしまいました(11 月は 8.92%上昇したので、正味リターンはマイナス 0.46%)。年初来の騰落率は18.97%の上昇となりましたが、彼らはおそらくマグニフィセントセブン銘柄を除いた 493 銘柄の中から投資銘柄を厳選してポートフォリオを組んでいたのでしょう。株式市場では、(少なくとも次のリセッションまでの)利上げ終了を確信させるに十分な経済指標の発表が続いたことが材料視されました。議会はつなぎ予算の成立を決断し、次回の土壇場での与野党合意(と政府機関閉鎖の可能性)を 2024 年 1 月 19 日まで先延ばししました(一部予算については期限を 2 月 2 日に延長)。期限が二段階となったのは法案に盛り込む内容を詰めることが出来なかったからでしょう(ただし、特に他の誰かが資金を提供してくれる場合は、内容について考えることは好きなため、彼らは内容を詰めるでしょう)。多少の綻び(消費者の支出額は増加しているが、購買数量は減少) や懸念材料(債務コスト、クレジットカード残高や自動車ローン、住宅ローンの借り換え)はあるものの、引き続き米国経済は緩やかなペースで拡大し続けています。

11 月の消費活動は予想を上回るペースとなりました (そしてその勢いはクリスマス商戦に突入しても続いています)。ブラックフライデーのオンライン売上高は過去最高の 98 億ドル、サイバーマンデーの売上高も過去最高となる 120 億ドルと推定されます。感謝祭期間(5 日間のインターネット通販と実店舗)の売上総額は 380 億ドルが見込まれています。特筆すべきは、 MasterCard のデータによると、オンライン売上高が急増している一方で、実店舗での買い物は低調だったことです。 個人向け金融サービスサイトBankrate.com によると、流通系のクレジットカードの平均金利が 28.93%なのに対し、全クレジットカードは 21.19%となっています(国債や銀行預金、債券の利回りとは大違いです)。 今後のホリデーシーズンに関して言えば、小売業者は割引率を引き上げたり、バーゲン期間を長期化したりすることにたじろいでいると当初は考えられています(地下鉄が次々と到着するのと同様に、この後にも別のバーゲンセールが予定されています)。選別志向を強めている消費者による支出額は2022 年比 3%増が予想されていますが、物価の上昇を踏まえると、実質的に販売数量は減少が見込まれます。



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