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マーケット分析レポート S&P 500 2024年2月

マーケット分析レポート S&P 500 2024年1月

マーケット分析レポート S&P 500 2023年12月

World by Numbers: S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス株価指数による 2023 年 12 月の世界市場パフォーマンス・サマリー

マーケット分析レポート S&P 500 2023年11月

マーケット分析レポート S&P 500 2024年2月

THE S&P 500 MARKET: 2024 年 2 月

個人的見解: 根拠はあるのかないのか、熱狂の時代が再来

インフレも、フェデラル・ファンド(FF)金利も、金利コストも、消費者や政府の債務をめぐる悲観論も(あるいは政府機関の閉鎖も ――私たちは言葉にしている以上にこの問題を懸念しているようです)、約束されていた最高値更新の素早い実現を食い止めることは出来ませんでした。S&P500 指数は 2 月に終値での最高値を 8 回更新しました(そのうちの1回が月末の 5,096.27、日中の最高値は 5,111.06)。前月 1月には終値での最高値を 6 回更新していました(またダウ・ジョーンズ工業株価平均 [ダウ平均。2024 年 2 月 26 日に Amazon を構成銘柄に採用し、代わりに Walgreens を除外] も終値での最高値を更新しました ―― 2 月、1 月、昨年 12 月それぞれ 7 回ずつ ―― 株価チャートの分析が必要ならいつでもお申し付け下さい)。S&P500 指数は 2 月に初めて 5,000 の大台を突破し、この水準を上回って推移し、一時 5,100 を超えましたが、終値での 5,100 超えは先送りとなり(5,096.27 で月を終え、あと一歩届きませんでした)、月間では 5.17%上昇と、4 カ月連続での上昇を記録しました(3 カ月累計で 8.61%下落した後、11 月は8.92%、12 月は 4.42%、1 月は 1.59%の上昇を記録[累計 21.52%上昇])。

セクター別では、2 月は 11 セクターすべてが上昇しました。これに対して 1 月は 5 セクター、12 月は 10 セクターが上昇していました(2023 年通年では 11 セクター中 8 セクターが上昇)。2 月は値上がり銘柄数(351 銘柄)が値下がり銘柄数(151 銘柄)を上回ったため(1月は値上がり銘柄数が 224 銘柄、値下がり銘柄数が 279 銘柄)、年初来でも値上がり銘柄数(302 銘柄)が値下がり銘柄数(201 銘柄)を上回りました(2023 年通年では値上がり銘柄数が 322 銘柄、値下がり銘柄数が 179 銘柄と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、値下がり銘柄数[363 銘柄]が値上がり銘柄数[139 銘柄]を上回っていた 2022年から一転しました)。

マグニフィセントセブン銘柄は引き続き好調ですが、やや一人勝ちの様相を呈してきました。Nvidia(NVDA)は 2 月に 28.6%上昇し(年初来で 59.8%上昇、2022 年終値から 441%上昇)、2月の S&P500 指数のトータルリターンに占める割合は 20%、年初来では 26%となりました。Nvidia の時価総額は一時 2 兆ドルを超え、Microsoft(MSFT、時価総額は 3 兆 700 億ドル)とApple(AAPL、時価総額は 2 兆 6,400 億ドル。Nvidia は 1 兆 9,500 億ドル)とともに時価総額上位 3 大銘柄の 1 つとなりました(S&P500 指数に占める割合は 17.9%。さらに Alphabet の 2 銘柄の合計時価総額は 1 兆 5,200 億ドルで指数の 3.5%を占めます)。よって大きな問題は、この好調がいつまで続くのかです。その答えは、大幅増収増益となった同社の決算発表(結果として発表の翌日に、同社の時価総額は一日としては過去最高の 2,730 億ドル増を記録)前の 2 日間にあるかもしれません。一部の投資家は決算発表前の 2 日間で利益確定の売りを出したものの(2 日間で 7%下落)、結局買い戻さざるを得ませんでした。目覚ましい成長が続くと市場が考えている限り株価上昇は続くため、勝つためにはこの流れに乗る必要があるからです(質問の答えになっていませんが)。



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