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S&P 500ツイッター・センチメント指数:パフォーマンス特性

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S&P 500ツイッター・センチメント指数:パフォーマンス特性

以前のブログにおいて、S&P 500®ツイッター・センチメント指数及びS&P 500ツイッター・センチメント・セレクト均等加重(EW)指数を紹介し、これらの指数の目的や構築について説明しました。

これらの指数では、モデルに基づくセンチメント・スコアによって構成銘柄を選択しています。センチメント・スコアは、所与の企業に関連するセンチメントの方向性や大きさを表します。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは、各企業の「キャッシュタグ($マークの後に企業のティッカーシンボルが記載されたタグ)」を含んでいるツイートの内容を分析することにより、センチメント・スコアを毎日算出しています。

五分位数間における持続的なパフォーマンス格差

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは毎月、センチメント・スコアの合計に基づいてS&P 500構成銘柄を分類し、これに基づいて均等加重五分位数を作成しています。この均等加重五分位数を見ると、第1五分位数から第5五分位数に向けてパフォーマンスが徐々に低下していることが分かります(図表1参照)。長期的に見た場合でも、第1五分位数と第5五分位数の間にはパフォーマンス格差が常に存在しています(図表2参照)。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスでは、パラメータを使用してセンチメント・スコアを算出していますが、どのようなパラメータを選択した場合でも、一定のパフォーマンス格差が確認できます。したがって、ツイートの分析によって得られるセンチメントは、ある程度有効なシステマティック・ファクターであると考えられます。

S&P 500ツイッター・センチメント指数:パフォーマンス特性: 図表 1

S&P 500ツイッター・センチメント指数:パフォーマンス特性: 図表 2



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