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S&P Kenshoニュー・エコノミー指数 コメント: 2021年第1四半期

DJIA®の新たな役割

アップデート:テスラがS&P 500 ESG指数に採用された理由

今のダウは米国経済を正確に反映しているか?

株式:多様性及びインクルージョン

S&P Kenshoニュー・エコノミー指数 コメント: 2021年第1四半期

ニュー・エコノミーにおけるパフォーマンス上位3位のサブセクター

バーチャル・リアリティ (+71.33%)
このサブセクターはすべてのサブセクターの中で最も高いパフォーマンスとなりました。拡張現実(AR)スマートグラス、コンピューター・ビジョン、およびゲームなど多くの分野における成長が、このサブセクターのパフォーマンスに貢献しました。拡張現実(AR)ヘッドセットを手掛けるビュージックスとマイクロビジョンの2社が第1四半期に非常に堅調なパフォーマンスを示し、それに次いでスリーディー・システムズも良好なパフォーマンスとなりました。ビュージックスは、これまでで最も好調な四半期業績を発表しました。マイクロビジョンは、自動運転車両に搭載されている「ライダー」と呼ばれる検知システムをさらに改良したと発表しました。また、医療分野で利用される拡張現実シミュレーションや3Dプリンターなどを手掛けるスリーディー・システムズが発表した2020年の業績は堅調な内容となり、同社は2021年のガイダンスを上方修正しました。

分散型台帳 (+59.57%)
ほぼすべての暗号資産が第1四半期に上昇し、ビットコインの価格も上昇しました。こうした中で、ブロックチェーン技術を活用した非代替性トークン(NFT)や、同技術を応用したその他の決済サービスなどに注目が集まりました。ライオット・ブロックチェーンが最大のプラス寄与となりました。同社がマイニング作業を行って得たコインの数が増えるとともに、ビットコインの価格も上昇したことなどから、同社は第1四半期に213%のリターンとなりました。ちなみに、このサブセクターとビットコインの価格の相関は2020年に0.43となりました。マグナチップ・セミコンダクターもプラス寄与となり、中国系ファンドが3月26日に同社を買収すると発表したことを受け、同社の株価が上昇しました。 ※分散型台帳とは、ネットワークを共有するすべての人が分散して情報を管理、共有できるデータベースのことです。

ナノテクノロジー (+35.08%)
ナノテクノロジーは、サブセクター全体にわたり堅調なパフォーマンスとなりました。半導体や医薬品の産業グループが発表した第1四半期の業績が堅調な内容となり、このことがパフォーマンスに貢献しました。世界的な半導体不足の影響などを受け、半導体企業の売上高は第1四半期に増加しましました。ビュージックスとルミネックス・コーポレーションがパフォーマンスに大きく貢献しました。ルミネックス・コーポレーションが発表した2020年の売上高が記録的な水準に達したことから、同社は第1四半期に38.4%のリターンとなりました。


ニュー・エコノミーにおけるパフォーマンス下位3位のサブセクター

サイバーセキュリティ (+0.58%)
サイバーセキュリティのパフォーマンスは第1四半期に低迷しました。バリュエーションの高騰や金利の上昇などを受け、ソフトウェア企業の株価が低調となったため、このサブセクターのリターンも伸び悩みました。マイムキャストとテナブルが最大のマイナス寄与となりました。マイムキャストについては、ソーラーウィンズの製品がハッカー攻撃を受け、これによりマイムキャストのソースコードの一部が不正アクセスされたことなどから、株価が下落しました。テナブル・ホールディングスが発表した2021年のガイダンスは精彩を欠く内容となり、同社は新型コロナウイルスのパンデミックの影響に伴う不透明感をその理由に挙げました。

遺伝子工学 (-0.95%)
遺伝子工学のパフォーマンスも低迷しました。第1四半期後半に入って利益確定の流れが強まり、グロース株からのローテーションの動きが加速したことなどがマイナス要因となりました。このサブセクターは2020年、新型コロナウイルス・ワクチンの開発を受けて好調なパフォーマンスとなりましたが、2021年第1四半期には利益確定の売りが優勢となりました。このサブセクターに属する企業は、銘柄固有の要因によってまちまちのパフォーマンスとなりました。プレシゲンとアミカス・セラピューティクスについては、2020年の業績が低調な内容となったため、アンダーパフォームしました。一方、インテリア・セラピューティクスについては、鎌状赤血球症の生体実験を行い、臨床試験前のデータで有意な結果が得られたことから、第1四半期に株価が上昇しました。

フューチャー・ペイメンツ (-2.14%)
フューチャー・ペイメンツはすべてのサブセクターの中で最低のパフォーマンスとなりました。不透明感の高まりを背景に、融資残高や取引量が伸び悩んだことから、銀行や支払い決済会社のパフォーマンスが低迷しました。Visaが発表した第1四半期の収入は6%減となり、クロスボーダー決済額の減少が大きく響きました。Q2ホールディングスについても、収入が減少する一方でコストが増加したため、業績が予想を下回りました。

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DJIA®の新たな役割

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Tim Edwards

Managing Director, Index Investment Strategy

インデックス・ファンドの成長は、平均的な投資家のポートフォリオのコスト削減とパフォーマンス向上に貢献してきました。今日では、一部の投資家はブローカーを完全に排除し、指数に沿って構成銘柄を購入することを目指しています。これは「ダイレクト・インデックス」と呼ばれる手法であり、伝統的なインデックス・ファンドよりもさらに低いコストで運用することを目指すものです。

インデックス・ファンドの成長は、平均的な投資家のポートフォリオのコスト削減とパフォーマンス向上に貢献してきました。今日では、一部の投資家はブローカーを完全に排除し、指数に沿って構成銘柄を購入することを目指しています。これは「ダイレクト・インデックス」と呼ばれる手法であり、伝統的なインデックス・ファンドよりもさらに低いコストで運用することを目指すものです。

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アップデート:テスラがS&P 500 ESG指数に採用された理由

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Daniel Perrone

Director and Head of Operations, ESG Indices

前回のブログでも言及したように、テスラは 2020 年 12 月 21 日に S&P 500 に採用されましたが、その後すぐに S&P 500® ESG 指数に採用されたわけではなく、次の年次リバランスまで待つ必要がありました。このリバランス がようやく実施され、2021 年 5 月 1 日時点で、テスラは正式に S&P 500 ESG 指数の構成銘柄になりました。本稿 では、S&P 500 ESG 指数へのテスラの採用に関するこれまでの経緯や、その意味するところについて説明しま す。

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今のダウは米国経済を正確に反映しているか?

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Hamish Preston

Director, U.S. Equity Indices

ダウ・ジョーンズ工業平均株価®(DJIA)は5月26日(水)、算出を開始してから125周年を迎えます。世界で最も注目され、最も広く引用されているベンチマークの1つがこの大きな節目を迎えるにあたり、本稿では「ダウ®」誕生の経緯を振り返り、長年の間に何が変わり、何が変わっていないかなどについて説明します。

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株式:多様性及びインクルージョン

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Craig Lazzara

Managing Director, Global Head of Index Investment Strategy

アクティブ株式ポートフォリオは、ベンチマーク(例えば、S&P 500®など)と、ベンチマークからのポートフォリオの乖離度を測定する一連のアクティブ・ベットを組み合わせたものと捉えることができます。アクティブ・ベットの相対的な大きさは「アクティブ・シェア」と呼ばれることもあり、運用マネージャーの積極性の度合い判断する上で便利な方法であると言えます。

より説得力のある議論は、実際にはその正反対を示しています。つまり、その他の条件が同じであれば、銘柄数は 多ければ多いほど良いということです。その理由は、株式市場のリターンが正に歪曲しているからです。個別銘柄 のリターンは、市場平均値を中心として左右対称に分布しているのではなく、通常は右方へ長いテールを形成しま す。つまり、比較的少数の高パフォーマンス銘柄が、市場全体のパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。

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